はじめまして❗️脳腫瘍研修医すぺたまです👨⚕️
今回はなぜ私、すぺたまが医師になったのか、今後の目標について記していきたいと思います。1記事目ということで、今後他の記事を読んですぺたまに興味を持ってくれた方に読んでいただけると嬉しいです😊
14歳脳腫瘍が見つかる
14歳の時、10歳ごろから4年間で5cmしか身長が伸びず、親戚にも成長ホルモン療法をした従兄弟がおり勧められたのもあって、成長ホルモンの検査を受けました。
その最後に受けたMRIで脳腫瘍があると後日連絡を受けました。画像上ではかなり大きく検査した小児科の先生からもかなり悪いかもしれない…という知らせだったのでその日は家族みんな悲しみに暮れた1日でした。

その翌日、紹介された大学病院に行き、がんなどの悪性の病気である可能性は低く、治療がうまくいけば今まで通り普通に過ごすことができることが伝えられ、治療に臨みました🏥
2ヶ月の入院の中で、鼻👃から脳🧠の下垂体へアクセスし腫瘍を取り除く経鼻摘出術、取り残した腫瘍を直接取り除く開頭手術、それでも取りきれなかった腫瘍が大きくならないようにする放射線治療を受けて今、元気に研修医をやっております😁
14歳時の治療後は再発なく、成長ホルモンなどの注射💉、尿が出すぎるのを防ぐミニリンメルト®︎、体の代謝を上げるチラージン®︎といった薬💊を飲んで、後遺症である下垂体機能低下症と付き合って生きています。
国立大学医学科地域枠に合格
そんなエピソードの中で自分は今、医療のおかげで、たまたま生きることができていると感じるようになりました。また入院していた小児病棟は幼いながら、重い病気と闘っている子が多く、自分ができることは何かを考えるうちに医師になりたいと思うようになりました。
しかし、親戚に医師もおらず、両祖父母はそれぞれ農業👩🌾・漁業🐟を営む家系で父母も地方公務員・看護師を決して経済的に裕福でなかったので、大学在学中に奨学金💴を受け、その代わり一定期間中山間地域⛰に従事することで返済免除となる地域枠での入学を目指しました。
正直、受験当時の模試の結果では実力的に一般では厳しいラインでしたが、推薦入試ということも味方してなんとか合格できました💮

留年してしまった大学生活
入学以降は部活・勉強・アルバイトに大学生活をエンジョイしてましたが、大学2年生時にトラブルが…
教養中心の1年生から解剖や生理生化学など医学基礎を学ぶ2年生はだいぶ忙しさにギャップがあるのですが、飲まなければならない薬の飲み忘れや、インフルエンザ🦠など、ほとんど言い訳にしかなりませんが、体調不良もあって2年生で留年していまいました🥲
その後は生活リズムを無理ないものにしつつ、勉強はもちろん、部活🏸、居酒屋のアルバイト🥟、趣味の自転車🚴♂️に打ち込み、プラス1年長い大学生活となりましたが、自分にとってはとても良い経験になりました。

今後の目標
そんなエピソードを経てこの春、医師国家試験に合格して、大学卒業・晴れて研修医👨⚕️となったすぺたまですが、現時点での最大の目標は今巷で話題のFIRE(financial independant retire early)することですww
一度しかない自分の人生、頭蓋咽頭腫は取りきれなかった場合20年予後は約80%程度という報告もあります。それならお金に縛られず自分のやりたいことを楽しめる状況になりたくて、達成した後は趣味の自転車でヨーロッパ🇫🇷やアメリカ🇺🇸、オーストラリア🇦🇺などを旅してみたい!というのが今の目標です。

もちろんせっかく数多くの挫折を味わってここまで来たので、医師としてはありきたりですが、患者さんの気持ちに寄り添える医師になりたいと思います💓
このブログでは一人暮らしのライフハック、投資・家計管理・FIREへの過程、医療従事者向けに研修で学んだことを発信していきます。
少しでもすぺたまに興味を持ってくださった方はプロフィールページより各種SNSのフォローやブログのブックマークしていただけるとありがたいです🙏
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